2022.04.30 (土曜日)
OS理科実験教室「折り紙で風の力を理解しよう!」を羽田イノベーションシティで開催しました。
はじめに
株式会社OUTSENSEでは折り紙技術を用いた教育を目的とするワークショップを開催しています。今回は、4月30日(土)に羽田イノベーションシティにてお子さん向けのワークショップを開催しました。
今回は、イベントの様子をレポートとしてお伝えしていきます!
OUTSENSE理科実験教室「折り紙で風の力を理解しよう!」
今回のワークショップのテーマは「風の力」です。普段は目に見えない風を理解するのは難しいですよね。そのような風の力の理解を深めるために、様々な実験を行いました。
風を使ってものをうかせてみよう!
風とは何かを考えるにあたり、子供たちに、身近に風を使うものは何かを考えてもらいました。扇風機やうちわなど様々な意見があがりました。風の力をうまく使うとものを浮かせられることを説明して、実際に送風機を使ってものを浮かせてもらいました。
浮きそうなものが浮かなかったり、浮かなそうなものが浮いたり、予想を裏切る結果に生徒さん達も興味津々でした。
風の力をうまく使うには?
つぎになぜものを浮かせることができたのか、みんなで考えてみました。ものが浮かせることができた共通点として、風をあてた面の形が一緒だったことを見つけました。
風が当たる面の形と風の力の関係を理解するために風車を用意して、折りを入れた羽の場合と折りをいれなかった羽の場合を比較しました。
風の力を使って発電してみよう!
つぎに風の力を使うとどのようなことができるのか理解するために、風力発電のキットを使って実験を行いました。うちわを仰ぐことによって発電してもらいましたが、きちんと発電を確認するためには勢いよく扇ぐ必要があるため、みんなでパタパタ一生懸命うちわを仰ぎました。
SDGsの取り組みによって、環境にやさしい電気を作る方法を学ぶとともに、大きなエネルギーを作るためには大変だということを実験を通して体験してもらいました。
風の力を使ってものをうごかしてみよう!(応用)
応用実験として、風の力で車を操縦してもらう実験を行いました。折りの入っている帆と折りの入っていない帆の2種類の帆を車につけて、風の力で走らせてもらいました。
最初に予想をしてもらいましたが、結果はほとんどが予想と異なる結果に。
お父さんお母さんも予想を裏切るような結果に、なぜそうなるのか結果を発表する際には、皆さん興味津々でした。
最後に、お土産として、風を上から当てることで永遠と回り続けることのできる独楽をプレゼントしました。独楽も実は町工場で作られた精密な独楽でうまく回せば数分は周り続けることができます。
是非チャレンジしてみてくださいね。
実験をまとめてみよう!
今回の実験は、風の力をうまく使うにはどのようにすればよいのかを理解する実験でした。風の力をうまく使うには、風を受ける面の形がとても大事になっていて、それは折り目をつけて折ることと関係していることが理解していただけたかと思います。
風の力をうまく使えば、エネルギーを含め様々な社内の問題を解決できると思います。皆さんもぜひ風の力を理解して、いろいろなことに役立てられないか考えてみてくださいね。
OS理科実験教室の魅力とは?
OUTSENSEでは、これから理科を学ぶ小学生、理科がちょっと苦手だなと思っている中学生を対象として、理数科目が楽しくなるプログラムをご用意してます。日々ベンチャー企業で行われているものづくり業務の体験を通して、理数科目の基礎理解と問題解決する思考プロセスを身につけます!
【プログラムの特徴】
リアルなものづくりを行う際に必要なお客様からの要望を正しく理解するための【分析】、問題解決を行うための【仮説】、仮説を検証するための【試作】、結果を確かめるための【実験】、理数を用いた現象を理解するための【考察】を行っていただきます。
弊社のコア技術である折り技術を用いたものづくり体験及び理科実験を行うことで、リアルにものに触れながら理数的に問題を解決する力を育みます。
まとめ
今回は各回90分で2回授業を開催し、全体で6組の方にご参加頂きました。今回のワークショップを通して、折り紙の楽しさと面白さを体験していただけて大変嬉しく思います。
理数科目の基礎理解を深めるための理科実験教室と、理数科目を応用してさまざまな問題解決に実践的に取り組むものづくり体験を組み合わせて、テーマに合わせた体験型の授業を提供しております。